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vol.050 世の中は言葉の綾による

 

人間の全ての行為は技術的であり、芸術的とも云える。

 

我々の行為は、単に自身から出るものではなく

同時に環境からも出ているものである。

 

単に能動的なものではなく、同時に受動的なもの、

単に主観的なものではなく、同時に客観的なもの、

そういうことだ。

 

そして、その主体と環境とを媒介するもの、それが技術である。

 

従来、技術と云われたものは、ほとんどが「経済的技術」である。

このように技術というものを 物質的生産の技術と考えることは、

考え得るすべての可能性を失う行為でもある。

 

とても危険だ。

 

なぜならば、その思考を失うことは、

創造されるであろう芸術さえも失うことと同義であるから。

 

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人間から創られるすべての行為は

単に意識の内部における現象ではなく、意識から脱け出すことでもある。

 

無意識下での行為、

これこそが自己自身が最も認識すべきところなのである。

 

ただ1つ、

歴史上語られてきた芸術たるものは

この無意識下での行為によって生み出されてきたのではないか、

 

そう考えると

自分自身を客観視しすぎること、

それもまた、人間の愚かさを表現しているということになる。

 

つまり、芸術は如何にして生み出されるか、

これを考えることそのものが愚かであり芸術的とも云えてしまうわけだ。

 

なんてつまらないのだろうか

ヒトの思考というものは。

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